BIM建築設計
プランニングピープル

ビュー、シートとプロジェクトブラウザ等のインターフェース部の環境設定

今回は、Revitのインターフェースにおける作業環境を整えます。

ビデオでは、わかりやすくするために、何もない建築テンプレートから、ビューとシートのコントロールを共有パラメータを使って設定します。
実務では、よく使うテンプレートもしくはプロジェクトをロードし、それから【設定-プロジェクト標準を転送】で必要な設定を丸ごと持ってきてテンプレートとして整理し作成するか、プロジェクト自体をテンプレートファイルとして保存します。
テンプレートをロードし、新規プロジェクト作成をおこなっていきます。

手順は!

1、共有パラメータを予め設定します。

詳しくは、別の機会にすることにしますが、以前にも、ラベル-【パラメータ】で同じく公開していますので参照ください。概要は下記の通りで、永年Revitを使用してみて、下記の点に留意し設定することにしました。

共有パラメータファイルは、一般建築設計や内装設計等明らかに分野が違うような分類で、新築や改装による分類はおこなわない。あまり分類しすぎないことです。

同じパラメータ名が、それぞれの共有パラメータファイルで食い違い煩雑になり、後でダブって表示されたりし、どちらのパラメータか判断できなくなる。
例えば、作成した古いファミリ内でパラメータを設定し使用したとします。何年か後に同じ目的で、違う共有パラメータファイルに、同じ名前のパラメータを作ったとき、それが同じプロジェクト内で存在することもありえます。

ユーザーが気にしないで(昔のことは忘れているのがほとんどで)、ファミリをプロジェクトにロードしたとき、Revitはそのような時、同じ名前でも、それぞれ作成時の振る舞いをおこなうようです。ユーザーは気にしないでいいわけです。それは、名前がかぶった場合の処理方法で、ユーザーにいちいちパラメータの設定を修正しなくていいようになっているのだと私は感じます。

それはそれで良いのですが、古いファミリを修正しカスタマイズした場合に、同じパラメータ名があるとそのファミリで設定したパラメータは、どのバージョンであったのか判別できませんから、間違えるとパラメータ値が返ってこなくなります。
プロジェクトのパラメータ設定の中に、同じ名前のパラメータ名が存在するなんてのは良くあることです。

そのためにも、初期段階から、それぞれのスタッフが勝手に作らない等のルール作りが必要です。
私たちは、グループ分け決めて、それぞれのグループごとにパラメータを設定していますが、修正、変更追加などは、会議をおこない責任者が処理することにしています。


2、共有パラメータで、ビューとシートのコントロールをおこなう為に下記の設定をおこないます。

①、プロジェクトパラメータ-追加で、ビュー種別-プロパティ-識別情報に設定します。
②、同様に、シート種別-プロパティ-識別情報に設定します。
③、プロジェクトブラウザ-ビューでブラウザ構成をビュー種別、シート種別それぞれ設定します。


※プロパティ-識別情報-ビュー種別もしくは、シート種別の欄で、任意の分類できる文字を入力できるようになります。それは、それぞれの命名で分類させることが出来ます。ビデオでは、新築の初歩的なケースですが、目的に合わせて分類することを意味します。分類命名は後々変更しないように、1、項のような事態に陥りますので予め十分検討のうえ決定することです。


例えば、1-意匠図、2-構造図、3-設備図、4-電気設備図などの分類!
改装工事の場合、1-作業用、2-既存、3-既存・解体、4-改装・・・などの分類!
一度、入力された文字は次回からドロップダウンリストで選択することができますので、それぞれ選択します。
プロジェクトブラウザのビューの順番が、ビュー種別ごとに並べ替えされます。シートにおいても同様です。
また、ビューまたはシートを複数選択し設定することも可能です。



下記は、小規模建築プロジェクトのテンプレートファイル用のビュー、シート、集計表、ファミリなどなど、設定した例です。上記で紹介したような要領で設定します。まだまだ、網羅しなければならない事が多いなと、感じるはずです。何度も言っておりますが、Revitは高機能、多機能でそれぞれの機能を連携するみたいなオペレーションが要求されます。一つ一つ紐解いていくしかなさそうです。
自社に合った作業環境やプロジェクト構成を構築し、テンプレートとして利用すると作業効率が格段とアップし、整合性のある設計図書を作成することが可能となります。


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