BIM建築設計
プランニングピープル

プロファイルについて

ブログがずいぶん明きましたが、正直Revitに迷い込んでおりました。
この一年改めて一から復習し見直してみて、自身も整理がつき、考え方が変わってきたように感じます。

さて、プロファイルについてですが、当初は意外と簡単と思っていたのですが、意外と奥が深いと気付きました。
プロファイルファミリはいろんな機能で利用されますので、全ての機能を網羅していないと、利用法が把握できないということです。

一例として、壁のスイープ(Ver2016以降:造作材)やリビール(Ver2016以降:化粧目地)を説明します。

1、巾木プロファイルを作成します。
・プロジェクト新規作成すると、初期値の幅木のプロパティは幅木-標準2となっています。
タイプ編集でタイププロパティを開くと、タイプが設定されているのがわかります。
問題は、このファミリはシステムファミリ:壁の造作材でタイプが幅木-標準2とされている点です。事前値なので、ここはこれでかまいませんが、実用には向いていません。
タイプでは、具体的なタイプ名としなければ、目的のプロファイルを選択することができないからです。
(選択のたびに、プロファイルファミリを見なければならなくなります)
それと、ビデオでもわかると思いますが、プロファイルファミリのネーミングをなるべく少なくする必要があります。
ここでは、
プロファイルファミリ名:木製巾木として、タイプで、H100×D10等のタイプとして設定します。
プロファイルファミリを寸法の入ったタイプのような名前にすると、選択する際に多くなりすぎて選択するのに困ります。また、ファミリの整理もつかなくなります。
これらのファミリは、システムファミリなので、複製してタイプを作るしかないのです。タイプパラメータ中の構築/プロファイルから、ロードしたプロファイルのタイプを選択して設定します。選択する際には、形状寸法が判別できないと選べませんよね。



2、プロファイルファミリを作成したら、ビデオのようにtxtファイルとして書き出し、同じホルダーに保存します。
プロジェクトでプロファイルを呼び出す時には、ファミリをロードするときに、txtファイルから選択して、必要なタイプのみロードすることができます。



その他、手すりのプロファイル等色々なところで、プロファイルが使われます。
適当な名前を付けると、プロファイルファミリの整理は大変複雑となりますので、参考にして頂きたいと思います。

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