BIM建築設計
プランニングピープル

[線種・線の太さ・線種パターン]

既定値
1、線種
建築テンプレートで新規プロジェクトを立ち上げます。「管理」「設定」「その他の設定」で、「線種」をクリックし見てみますと、下記のとおりです。
よく見てみると、右下に「サブカテゴリを修正」とあり、「新規作成」「削除」「名前変更」とありますが、「削除」「名前変更」の、サブカテゴリはグレー表示されていて扱えません。これは、システムで使用される線種18種ということが判ります。但し、「線の太さ」「線の色」「線種パターン」は変更することができます。



これを、下図のように、分類してみましたが、上部の[システム線分]とあるのが、上記。規定値の線種で、18種類(下記図は、メッシュ筋、メッシュ筋エンベローブを除く)あることがわかります。
下部は、後に解説する弊社が新規作成した線種です




2、線の太さ
「管理」「設定」「その他の設定」で、「線の太さ」既定値を見てみると
①、「モデルの線の太さ」とあり、スケールにより線の太さが設定できるようになっていて、16種類の設定が出来ます。また、「追加」で、ダイアログボックスにあるスケールを追加することができます。(リストに無いスケールは設定できないようです)


②、「パースの線の太さ」の既定値です。
16種類の設定が出来ますが、「追加」のダイアログボックスはありません。





③、「注釈線の太さ」の既定値です。
16種類の設定が出来ますが、「追加」のダイアログボックスはありません。




3、線種パターン
「管理」「設定」「その他の設定」で、「線種パターン」既定値を見てみると
21種類の線種パターンが用意されています。



拡張設定値
1、線種
「管理」「設定」「その他の設定」で、「線種」を下記のとおり「新規作成」します。
前記のとおり、「サブカテゴリを修正」、「削除」「名前変更」の、サブカテゴリはグレー表示されていて扱えませんので、新規作成したものとは区別できます。
ここで、注目したいのは、前記の「システム線分」の「細線」「中線」「太線」「線分」は、そのまま残しています。
これには理由があり、一つの案です。
例えば、他のファミリやプロジェクトからモデルを、この設定のプロジェクトにロードした場合、問題になります。事前に調べない限り、設定のわからないもの(「システム線分」の「細線」「中線」「太線」「線分」)で設定されていたとすると、他のファミリやプロジェクトの線種の設定と食い違うからです。それをロードするとき、その持っている[線種・線の太さ・線種パターン]の値が上書きされてしまうからです。他のものを、ロードするたびに、この設定した[線種・線の太さ・線種パターン]が変わってしまいます。
これを防ぐため、自社で拡張する設定は、「システム線分」の「細線」「中線」「太線」「線分」を直接使わないようにします。こうすることで、少なくとも「細線」「中線」「太線」「線分」は使用していませんから、「細線」「中線」「太線」「線分」が上書きされることになり、直接的な問題は回避されます。
しかしながら、拡張設定したものと、ロードする中に、同じ名前があれば、それらも上書きされます。
これらをロードする前に、逆に設定をロードするものに上書き(プロジェクト標準を転送)してからロードします。
これで、「細線」「中線」「太線」「線分」の設定値や拡張設定値が、使われることになります。


プロジェクト標準を転送

良くあることですが、他からいろんなものをロードすると(DWGデータからも入ってきます。)、知らない「線の太さ」「線の色」「線種パターン」が、いっぱい入ってきますので、こまめに整理しなければなりません。新規のプロジェクトでは、拡張された設定で始めるのが得策です。(でなければ選択するのに多すぎて困りますよ)



2、線の太さ
「管理」「設定」「その他の設定」で、「線の太さ」を拡張する。
①、これは弊社の設定です。見栄えに付いては言うまでも無く各自で設定するものです。
また、下記のURLに関連する設定がありますので、参照ください。
壁の共有エッジの設定



②、「パースの線の太さ」




③、「注釈線の太さ」



3、線種パターン
「管理」「設定」「その他の設定」で、「線種パターン」を新規設定します。
弊社の設定と判るように、「P」を付けています。既定の線種パターンとは別に設定します。
理由は、前記と同じです。



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