BIM建築設計
プランニングピープル

プロジェクト情報等のプロパティ設定

このページは、Revitの機能をひと通り理解しておられる方、Autodesk Revit Architecture サービス & サポートのトレーニング教材2014等をダウンロードし、ひと通り読んでおられる方を対象としております。極力、詳しく説明していくつもりですが、全てを記載するわけにもいきませんので、ご容赦ください。理解するための公開されているビデオ等もその都度紹介していきます。また、ご質問いただければ約束はできませんが、後日掲載させていただきます。 さて、パラメータというのがありますが、設計者にはあまり聞きなれない言葉です。直訳すると「変数」です。Revitの中では、いたるところにこのパラメータが出てきます。パラメータを攻略すると、いろんなことができるようになります。私のような設計者がRevitでどのように利用するのかということを重点的に記載していきます。あまり難しくはありませんので、手順さえ覚えれば簡単です。コツはあまり深く考えず、こうなると覚えることです。 では、始めにプロジェクト情報から始めます。

Revitのプロジェクト情報

設計図面に表示するための一括情報管理をおこない、それぞれの図面に飛ばして表示させます。
※主なメリットとデメリット
  • 1、極力、同じ文字は2回入力しないので、入力間違いが無い。
  • 2、修正が1箇所で済む。
  • 3、自社の表ファミリ等を作成し、後にテンプレートとして利用するので、他のプロジェクトでスピードUPする。
  • 4、始めは、時間がかかる。

※どこに表示させるか?
1、表紙内の情報表示
(1)設計図書の表紙の例として下記のような、工事件名、クライアント名、工期、各担当者名等々、必要に応じて決める。
(2)下記はファミリの編集画面でのパラメータ名 ファミリの作成については、事務所によっていろいろな決まりごとがあると思います。まずは、Autodeskの教材を参考に、自社ファミリを作成してください。「新規作成」-「ファミリ」-「図面枠」-「テンプレート図面枠」を選択し作成します。始めは、パラメータを使わず線分・文字だけで自社枠を作成して、後からファミリ編集でパラメータを設定してもかまいません。尚、図面リストは線分・文字タイトルで作図し、後に集計表で配置します。
(3)下記のように、メイン画面からファミリ編集画面に移ります。
パラメータ(クライアント名)を選択し、「ラベルを編集」をクリックしラベル編集ダイアログ画面が表示されますので、「カテゴリパラメータ」から希望のパラメータをクリック、矢印をクリックしラベルパラメータに移されます。「OK」をクリックし、ファミリ枠を保存後、プロジェクトにロードします。
ファミリ枠を文字のみで作成していた場合は、いったん文字を削除します。
削除した場所に、「作成」-「ラベル文字」で配置します。
ラベル文字の大きさを修正する場合は、プロパティで「タイプ編集」-「複製」し、3mm等にタイプを作成します。
赤囲い部分はパラメータです。その他は、文字で入力します。
 
 
(4)説明が後になりますが、パラメータそのものはどうするの?ということになると思いますが、次回のブログで掲載いたします。 プロジェクトパラメータと共有パラメータについてご存知の方は、次は飛ばしてください。

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