1-08管理その他概要
1、管理は、プロジェクトの共通事項を設定する、下記の機能があります。
① 設定
② プロジェクトの位置
③ デザインオプション
④ プロジェクトを管理
⑤ フェーズ
⑥ 選択
⑦ 情報
⑧ その他
2-1 プロジェクトの位置
プロジェクトの位置情報を設定します。
日本気象台の気象ステェーションが数カ所表示されていますので、一番近いところを選択します。福岡市のように、海もあれば山もあるような地域の選択には留意点があります。
計画地が海に近ければ、近くの気象ステェーションより、海に近い気象ステェーションを選択する必要があります。海と山では、気象状況が違うからです。最も条件に合いそうな場所を選択します。
計画地の住所欄で、住所を入力すると、下図のようにその位置の地図情報が表示されます。
これらは、後に、配置図の北(プロジェクトの北)や、解析のための情報入手のために利用されます。
これには、気象情報や1年365日の太陽の位置等の情報が含まれます。
日影作成、冷暖房負荷の算定等に利用されます。
ここでは、詳しく解説しませんが、追々、見てみることにします。
2-2 プロジェクトの位置
プロジェクトの位置設定の機能です。解説は略します。
2-3 デザインオプション
デザイン検討のために、色々なパターンを作成することができます。その中から、正式なプランを採用することができます。私はあまり使っていません。
2-4 プロジェクトを管理
① リンクを管理
プロジェクトに、他のプロジェクトをリンクする場合の管理機能です。(右上がリンクしたRevitのプロジェクトファイルです。)他にも、IFC、CAD、DWGマークアップ、点群のリンク管理があります。よく使うのは、せいぜいRevitとCAD(DWG)ぐらいです。
リンクを管理では、リンク名、ステータス、参照タイプ、保存済みのパス、パスタイプ、ローカルエリアの設定ができます。アタッチとオーバーレイが選択できますが、アタッチすると、このプロジェクト自体に保存されます。オーバーレイ(通常はこちらを選択)の場合は、ロードする際に呼び込まれた場所から、再度呼び込まれますので、編集を反映するにはオーバーレイを選択しておきます。
② イメージを管理
ラスター画像を図面に配置したい場合に、「追加」で登録します。ラスターイメージは、案内図の地図や集計表に貼りつけて図面の作成や、デカル転写でレンダリングイメージとして利用します。
③ デカル転写タイプ
「挿入/デカル転写タイプ」をクリックして、設定します。
レンダリングに張り付けるには、「挿入/デカル転写を配置」で面に貼りつけます。
④ 開始ビュー
プロジェクトを再呼び込みする際に、最初に表示される画面を設定することです。
2-5 フェーズ
フェーズ機能は、過去、現在、未来と、建設の過程をコントロールする機能です。よく、改装などの既存図、解体図、改装図と、時系列に図面を作成できます。
「フェーズ作成/フェーズフィルタ」では、フェーズフィルタを設定することができます。フィルタ名で、どのような表示をおこなうか設定します。下図の項目があります。
「管理」に関して、主な機能はこれ終わりです。その他はとりあえず使用頻度は低いと思われます。